王の菜園「ポタジェ・ドゥ・ロワ」とワンコ
2020年も残るところ、あと2日。
今日は、久しぶりに、ヴェルサイユに行ってきました。
目指すは王の菜園「ポタジェ・ドゥ・ロワ(Potager du Roi)」。
王の菜園は、その名が示すとおり、ルイ14世(1638 – 1715)が食する野菜や果物が栽培されていた菜園です。
1678年から1683年に建てられました。
1970年代より、ヴェルサイユ国立高等造園(ペイザージュ)学校が敷地内に併設されています(写真奥)。
(photo@ ヴェルサイユ国立高等(ペイザージュ)学校)
私がこの菜園を知ったのは、2009年。
同学校を受験した時です。
あまりの広さと、あまりの幾何学な設計に、ものすごくびっくりしたのを覚えています。
この庭園の歴史等については、さまざまなサイトで説明されているので割愛しますが、
私がすごく大好きなのが、なんと言っても同菜園の、ジャルディニエール(庭師)チームの人たちです。
9haの菜園を、10名弱のジャルディニエール・チームが維持管理しています。
こちらは3年前の夏、東京都公園協会さんと南九州大学の平岡直樹先生がご訪問された時の風景です。
一緒にお茶をご馳走になり、意見交換しました。
みんなとても素敵な人たちばかりです。
現在のチームリーダーは、フランソワ・グザヴィエさん。
↓上記の動画で、菜園について紹介している方です。
ものすごく意識の高い、優秀なジャルディニエールです。
そして、このお二人も、菜園の関係者の方々です↓。
ジョイちゃんと、
アルノくん。
このお二人は、菜園専属ジャルディニエールのダビッドさん(左)のワンコたちです。
ダビッドさんは日本が大好きで、王の菜園でも、京野菜を栽培するほどの親日家です。
いつも、シソを分けていただいています(笑)。
ちなみに、アルノくんは、犬と狼の雑種だそうで、普通のワンコとちょっと違った出で立ちをしていました。
でも、ちょっと怖がりさんで、とても甘えん坊。
3歳になっても、抱っこをせがむ子です。
ちなみに、お二人ともずーっと、一定方向を見ている理由は、向かいの屋根の上に一匹のニャンコがいて、それをずーっと見ているからです。
さすが、ワンコたるもの、集中力が素晴らしい!
2020年、怒涛だったけど、
ジャルディニエールの皆さんとお話しして、ワンコを撫でて、すごくほっこりしたした気持ちになりました。
来年も、楽しんでがんばるぞ〜♪